お買いもの

コロナから復帰して、畑を持つことにした。

コロナで入院中に思ったことは、美味しい納豆をいつでも食べたい。
そのためにどうする?答えは簡単。

いぇん

「そうだ、畑を持とう。」

軽率に畑を手に入れたおひとりさまの記録です。

シェア畑を手に入れた。

コロナに罹って入院、治療中に食欲が爆発した記事を書きまして、

コロナに罹りまして。病院編コロナウィルスに罹患した30代女性の記録(軽症)。病院で過ごした記録です。次は社会復帰編です。...

納豆と同じタイミングでぽちったのが「畑」です。

納豆食べたさに「納豆」「家庭菜園」などで調べたものの、
大豆は連作が難しい(土壌が痩せてしまうので、毎年同じものを作ることができない)という、
情報が最初に飛び込んできてやる気がダウン。

さらに冷静に考えて家庭菜園の手間を厭わず出来るかと自問自答すれば、答えはNOです。
お水を替えるだけの水耕栽培ですら腐らせてしまいますからね私。
プランター用意して、土を買ってきて毎日手入れして……なんて、絶対ムリ。
使わなくなった土やプランター、スコップ、ジョウロ。
どこに捨てるかもわからず風化して知らないうちに消えてくれるのを待つ日々……
やる前から面倒臭さMAXです。

そんな私の目に飛び込んできたのが、農地のシェアリングサービス、シェア畑です。
惹かれたキャッチコピーが「手ぶらでいける農園」です。
手ぶら、だと……!?なんて魅力的な響き。

  • シェア畑では農具や種や苗などすべて用意してもらえます。手ぶらでOK!
  • 農園にはアドバイザーさんがいて、野菜づくり初心者でも収穫できるようサポートしてもらえます。
  • 料金は区画や農園の立地によって異なりますが、月5,000円台〜

この3点の情報だけで、気づけば私はオンライン説明会の申し込みボタンをポチっていました。

オンライン説明会からの実地見学からの契約

シェア畑ホームページからオンライン説明会を申込みます。ZOOMでの説明会です。
その後、個別に電話連絡があり、希望する農園の空き状況や見学の日程の相談があります。
見学日が決まると実際その農園に足を運び、
農園のアドバイザーさんと実際のところのお話をして、決意が固まれば契約に至ります。

私は先程の「手ぶらでOK!」「初心者OK!」「月額5,000円台〜」の
3つの情報だけで「やろう」と決めていたので、
オンライン説明会からスピード契約をしてしまいました。
注意点としては月5,000円台〜とありましたが、契約時に1年間分を一括支払いになります。
更に事務手数料(11,000円)などもありますので、最初の出費は最安でも7.1万円以上になります。

1年間の本格的な農業体験にこれだけの価値があるか。
またこれ以外に農園に通うための交通費なども計算する必要があります。
個々人の考え方次第になりますがお安くない金額なので一考の余地ありです。

実際のところやってみてどう?

私はコロナから復帰した9月の後半に小さい区画を契約しました。
2021年秋冬の野菜の種まき、苗植えから作業を開始しました。

野菜はすくすくと育っております。
間引いた小松菜や大根などはすでに収穫して食べたりしています。
泥臭い作業をしています。農家の皆さんを今以上に敬う気持ちが大きくなります。
私の「畑借りた」発言に、家族が物珍しがって集ってきました。
毎回小さな発見があり、それが楽しいです。

畑のある場所の天気や気温が気になるように。
ブロッコリーだけ全然育ってないのなんで…?
蜘蛛を見つけるとありがたく思えるようになる。
てんとう虫も見つけると防虫ネットの中に押し込む。
モンシロチョウを見つけると不安になる。
これアブラムシの卵なん?なんなんこれ……?
コガネムシは好きなのですが、幼虫を見つけてしまったときは…………。

毎回毎回、このなんとも言えない小さな体験を積み重ねています。
隣の畑と生育の状況を比べてみては面白く、
同じものを育てていても大きさも形もみんな不揃いです。
当たり前のことが面白いと感じてしまうのは、
スーパーでおんなじ大きさの野菜しか見たことが無いからでしょう。

おんなじ大きさの野菜が並んでるって異常だし、
そういう流通のリクエストに応える形で育てる努力をしてきた農家さんの努力・能力って怖いくらいでは…?
そんなことを日々考えながら畑に通っています。

作物を育てる体験って貴重かも


趣味で自主的に取り組んでいるひとはともかく。
多くの人は農作業に触れることはないでしょう。
でも1年の期間限定なら、体験としてありではないでしょうか。

ABOUT ME
つきよの
昭和生まれのおひとりさま女性。人付き合い苦手、父親に殴られ男性不審、10年付き合った彼氏にお金を貸して破局、大学中退、うつ、社畜、不当解雇、といった経験を飯の種にして「自分に正直に生きる」をモットーにしています。人生いろいろありますよね。

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