日々の考えごと

占いの勉強を始めました。

いぇんです。おひさしぶりです。
最近占い師を目指してがんばっているところです。
いや、目指してはいないのですが……、
興味関心が募っているので勉強しているという段階です。
近況報告と占いに当たって最近購入したものを紹介していきます。

占いがすきなワケ

あまり言語化したことがなかったので、吐き出していこうと思います。

占いはファンタジーの世界?

子供の頃から占いやおまじないの本が好きでした。アニメーション映画に出てくる魔法や古い本に書かれた呪文を唱えたり、鏡の中から未来を覗いたりするファンタジーな描写にときめきました。現実に戻って、タロットカードという現代にはあまり似つかわしくない、カードを使って過去や未来を見聞きするという手法にとてもきらきらしたものを見出したワケです。ディスニー映画、セーラームーン、カードキャプターさくらなどなど。ファンタジー大好きでした。15歳くらいまで銀髪ロン毛がタイプと言っていた記憶です。
初めて本屋さんで買ってもらったタロットカードは、正直絵柄が怖いし、
内容も小学生の自分には読めない漢字が多くて興醒めしてしまいました。

毎朝のニュースの星占いコーナーを楽しくみていました。
1位は●●座!みたいにランク付されるので、家族と順位を競ったりしました。
びりと1位が同時に最後に発表されるので、家族の星座が当てはまっていると、
どっちだ!?どっちがくるんだ!?と朝から熱を上げて、楽しいエンターテイメントでした。

同じ誕生日の友達と出会い、12星座では満足できない体に……

学校の中で仲良くなった子がいるのですが、その子が自分と同じ誕生日だと知ります。
とても運命的!と思ってテンションが上がりました。
しかしその女の子とは趣味嗜好が近くて話がすごく盛り上がって楽しい一方で、
常に意識し合うライバルみたいな感じでもありました。
楽しいけど、負けたくはない。どうしたらいい?と占いに応えてほしかったけれど、
同じ星座では、本や雑誌に乗っているこアドバイスは全く同じ。
性格だって似てはいるけど細かいところは違うのに、一括りにされます。
それじゃ差がでないじゃない!と12星座占いにも次第に興醒めしてしまいました。

同じ誕生日でも差が出る占いとして、当時流行していたのは動物占いといぬ占いでした。
出身地や兄弟構成が絡んでくるので、そこでは初めて同じ誕生日の友達と違う結果が出たのでとても嬉しかったです。とはいえ、兄弟構成も出身地も他の占いと差別化するためにとってつけたような感じがして(実際のところはちゃんと意味があるのかもしれませんが)、そんなに長くはハマりませんでした。

その後しばらくして、占星術に出会います。
ホロスコープという天体の並びを図式化したものを作ります。
こちらも誕生日をもとにはするのですが、出身地と詳細な時間までが必要になります。
生まれ出た時間、その座標を中心とした各天体の位置からその人となりを知るものです。
私とその友達は6時間程生まれた時間に差があるので、そこで初めて結果の違う占いがあるんだ!とテンションがあがりました。

人生の相談先はノートか読書か占いか
最近はChatGPTか

嫌なことがあった時、私は人に相談するという手段があまり思いつかない性格だったので、一人で悶々としてすごしたり、ノートに書き殴って気持ちを沈めるというやり方でやり過ごしてきました。
演劇の台本を書いたり、シナリオを考えたりするのが好きだったので、
その中で登場人物を遊ばせて、どういう気持ちだったのか、
どう言う視点をもって動いているのかということを考えることも、
自他を客観視するのにいい練習だったかなと思います。
そういうことをしながら、人にはいろんな考えがあるんだなということを理解し、
自分も他人も間違いではない、なんかもう上手くいかなくたってしょうがないことだと理解していきます。
というか、「上手くいくってなんだ?何が成功と失敗を定義づけているんだ?」と、
自分の内面から、外側の世界の形が気になってきました。

社会からの視座を得るためには読書は役立ちました。自分の興味関心のある分野から楽しく本を読んでいきました。いろんな文化の人々がいることがわかります。

女性の扱い方、夫婦制度、死別の在り方、他民族との交流方法、芸能、音楽、文字、全てその土地の風土や風習、そのコミュニティのために必要とされて長く用いられた手法です。
自分には理解できない儀式や文化もあります。
反射的に拒絶したいようなショッキングなものもあります。
でも彼らにはそれが必要だった。
大事にしている何かがあるということがわかります。自分では受け入れられないものであっても、それらを否定することはできない。

また生物の進化などの科学の本も役に立ちました。
生物自体に意味がないこともわかります。全ては偶然でたまたまで。
私たちが最良と信じているものも、特に崇高な理由や選別があったわけでもなく。
神様もいないし寿命のある物質が、必死に死から逃げる競争に興じているだけだとわかります。

余談ですが、ChatGPTに人生相談すると、とても優しく返してくれますよ。
占いの役割ってそれでもいいような気もしてきました。
でも人間は労力が欲しいのだと思うのですよね。
苦労してこの答えに辿り着いたのだ、というドラマが欲しい。
カードを混ぜると言う儀式、スプレッドに並べて飾る儀式。
時間と場所、労力をかけた行為に人はリアリティを感じて自分ごとに受け止めたがるのだと思います。
楽して結果を得られても嬉しくないのですよね。

外圧を真に受けて傷ついてしまう
いい子な私を気楽にさせてくれる占い

世界というのは複雑で、自分の思い通りになるはずがないということ理解しました。
ある意味では他人に寛容になれたと思います。
何か嫌な思いをしても、他人には他人の事情や、私には見えない景色があったのだろうし、
自分が抱いた感情は自分で受け止め方を変えることでコントロールできる。
ひどく傷ついて見せることもできれば、怒って反撃することもできるし、笑っていなして見せることもできる。
他人との衝突で涙することはほとんどなくなりました。

しかしその一方で、何の意味もない世界に自分が存在する意味・意義はあるのか?
そんな暖簾に腕押しドツボにハマることになりました。
何をしても無意味で、逆に何をしても無意味ゆえ許される。
途方もない優しさというか野放しというか野放図というか。
そういう状況を楽しめる性格ではなかったので苦しかったです。
私は真面目でいい子ちゃんなので。

自分の人生に意味が欲しい、意味があったと言われたい。
そんなことを考えていたのだと思います。ここまで個人的な感情になって、
またふと占いに頼りたいという気持ちになったのでした。
正解なんて何もない人生で、外からの刺激を真に受けて傷ついちゃっている自分に対して。
気楽な言葉で何か言って欲しい。自分以外の言葉を聞きたい。
私のことを真剣に考えてくれる必要はない。
とはいえ貶してくれる必要もない。
私と同時代にあって、私とある程度視点を共有できる、かけがえのない他人として。

占いの勉強のために買ったもの

そんなふうな感じで、占いに携わっているいぇんです。
最近の占いの本やらアイテムを買ったりしているのでその紹介です。

モダンウィッチタロットカード

色々と選んだ基準はありますが、絵柄がときめくという内容でこちらのデッキです。
特徴は登場人物が全員現代の女子っこです。男性が出てきません。
Youtubeでカード開封動画などが上がっていますので、
タロットカードの絵柄が気になったら検索してみるとお気に入りが見つかるかもしれません。

タロットカードの解説本

それから解説本です。
解説されているカードの絵柄はライダー版といい、私が購入したものと違います。
王道を攻めたいぜと言う方は、ちゃんとライダー版のタロットカードを購入するのがいいと思います。
私が購入したモダンウィッチタロットはライダー版の絵柄を極端には変えていないので、読み解きやすいと判断して購入しました。

こちらの本は全てのカードについて解説があります。
キーワードの羅列だけではなくて、カードを読み解くための多くの視点を与えてくれます。
先述の通り、私は正解なんてないというスタンスで生きておりますので、
どんな読み解き方をしたっていいとは思っています。
が、基本はおさえておきたいなと思って購入しました。(いい子なので……)

ホロスコープをスイスイ読めちゃう講座

唐突に出てきたホロスコープという言葉ですが、星占い12星座のより詳しい版です。
性格な出生時間と場所が必要になるものです。
こちらから無料で調べることができます。https://sup.andyou.jp/hoshi/hoshiyomi_horoscope/

現れた図面からこれで生まれ持った特性がわかる他、
希望の時期の天体の位置を見てその時々の行動指針を相談することができます。

タロットカードとホロスコープの違いは?

タロットカードはタイムリーな悩みや課題について解決しやすいです。
ホロスコープでも人それぞれの天体の配置を読み解きながら課題解決の手助けができます。
タロットはカードの絵柄に助けられて読み解きやすいですが、
ホロスコープは多少情報量も多いことから読み解くのに慣れが必要です。
そこで私もこういった学ぶための講座に参加しました。

ホロスコープの読み方について学べる講座を、私も試聴しています。
先述のタロットカードの解説本の著者であるかげした真由子先生も解説しています。
次回の講座の申し込みを受付中とのことで興味ある人はこちらを見てみてください。

https://mp.noplanetnolife.com/geoh_bonus2301

とてもカジュアルな講座なので、気軽な気持ちで見ることができます。
また一方的な講義というわけでもなく、紙に書き出すワークなどもあるので、
より自分ごととして星の読み方を学んでいくことができると思います。

まとめ 占いとの付き合い方は人それぞれ

占いの付き合い方は人それぞれですよね。
生き方がそれぞれなのと全く一緒です。
正解もない。自分の好きな手法を取り入れるのが一番だと思います。

ホロスコープ、占星術は科学的でもありロマンスもあって魅力的です。
海王星、天王星、冥王星などはつい最近になって発見された惑星であり、
ホロスコープの中で意味を司る惑星として仲間入りしました。
しかしまた科学技術の進展により、冥王星は惑星ではなく準惑星の分類となり、
その準惑星の分類とされる星は現在太陽系には数百以上あるといわれています。

こうやって天体の意味も、宗教を起源とするタロットカードの意味も移り変わっていくものです。
絶対なんてものはないのだなと改めて感じます。
少しの神秘性と手間の掛け合わせでリアリティを感じられる占いという行為を、
私も今後も楽しんでいくつもりです。

ABOUT ME
つきよの
昭和生まれのおひとりさま女性。人付き合い苦手、父親に殴られ男性不審、10年付き合った彼氏にお金を貸して破局、大学中退、うつ、社畜、不当解雇、といった経験を飯の種にして「自分に正直に生きる」をモットーにしています。人生いろいろありますよね。

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