日々の考えごと

現代女性の生理は異常!?

いぇん

こんにちは!
低用量ピルを服用することにしました。
自分にピルが必要だとは思っていませんでしたが、
メリットを知って服用することにしました!
同じくピルって自分に必要ないと思っている女性の、
考える切っ掛けになったら嬉しいです。

こんな方にオススメ

  • 生理の悩みはないけどあごニキビに恨みを持っている
  • 毎月の生理という身体の負担を抑えたい人
  • ピルに毎月2,000円〜3,000円前後お金をかけてもいいと思う人

自分にピルは必要ないと思っていた

私がピルに抱いていたイメージは下のようなものです。

  • 避妊をしたい人が飲むもの
  • 生理痛を和らげる効果があるので、生理痛がひどい人が飲むもの
  • 生理周期を整えるので、生理不順の人が飲むもの

私はそのどれにも当てはまらなかったので、
ピルを服用しようなんて考えが最近まで1mmも思い浮かびませんでした。

ところが急に興味を持ったきっかけはシオリーヌさんのこの動画からです。

ピルのメリット・デメリットを比較!

この中で説明されているメリットに、私の知らない情報がありました。
それは、肌がめちゃくちゃきれいになる!です。

肌がきれいになる、…だと?!

ピルの服用によって女性ホルモンのバランスが整うことがその要因です。
私はここ数年、
生理の度にアゴにニキビが出来るようになって居るのに気付き、
それが俗に大人ニキビと言われていることを知りました。

顎ニキビなどと検索すると、
ニキビ用の軟膏や、化粧品の紹介、ケアの方法、
生活習慣の見直しといった情報が出てきますが、
そういうことじゃないのでは?となんとなく思っていました。

というのも、このニキビは周期的だし、毎月必ずなるし、
ニキビ化する場所も毎回同じだから、
外側からやってくるばい菌が原因だというのはしっくり来ませんでした。
ホルモンバランスが〜といった情報も少しはありましたが、
ピルが解決の一助になり得るという話は聞いたことがありませんでした。

女性ホルモンを外から摂取し一定にすることで、
体の内側に起きるホルモン量の変化を抑える、というのにすごく納得しました。

それで私自身は避妊を望んでいたわけでも、
生理周期についても何も問題も有りませんでしたが、
服用したい!と思うようになりました。
生理痛が軽くなるならお得だよね!くらいの気軽なのりです。

出産回数は減少しているのに月経は毎月くるのはおかしい?

もう一つ、ピルを服用したいと思った理由は、
「現代女性の出産回数の減少、月経の多発が、
女性の体にダメージを与えている」
という情報に接してからでした。

 月経や排卵は自然なことで健康の証拠と思っているかもしれませんが、月経や排卵の回数が増えたことで多くなる疾患もあります。月経や排卵には大きなエネルギーが必要です。出血というロスや、排卵することによる生活の質の低下もあります。月経や排卵が増えた結果、子宮内膜症、子宮体がん、卵巣がんが増えてしまうこともわかっています。妊娠の機会が少ないことが、乳がんの増加の一因でもあります。

昔に比べて、現代女性は400回も月経が増えている。その影響とは?

この引用の言う通り、毎月の月経が健康の証拠と思っていました。
毎月周期通りに月経があると安心して過ごしていました。

妊娠すると授乳期間も含め約2年は生理がありませんから、卵巣を休ませることができます。ですが、現代女性は出産する子どもの数が少ないため、子沢山が多かった時代の女性よりも生理が多く、卵巣を酷使しているとされています。
(中略)
現代女性は、生涯に400回も排卵するといわれ、そのたびに卵巣には卵子が飛び出す際の傷がつき、修復ミスが起きやすくなることから、がんなど卵巣のトラブルを発症するリスクも高まります。

避妊だけでなく、生理痛や美肌にも効くピルってどんなもの?【医師監修】

確かに考えてみればそのとおりです。
大昔子どもを10人と産んでいたような時代からすれば、
女性が迎える月経の回数というのは少なかったことでしょう。

本来月経とは、妊娠するための準備です。
それを現代の状況において毎月律儀にする必要があるのか?
という疑問を持ちました。

食事の栄養状態もよくなり、月経開始年齢は以前と比べ早くなっています。妊娠の準備だけは早く整ったわけですが、
女性自身が出産を望まないケースももはや普通のことです。
それでも月経だけは太古からの命のシステム則って律儀に繰り返されているのですね。

そんな現代において
毎月の月経は卵巣に必要以上にダメージを与える仕組みになっている
と理解しました。
それなら毎月頑張ってくれている卵巣をお休みさせてみよう。
そんな考えから、ピルを服用したいと思うようになりました。

服用してみて感じた変化

ニキビが減った……!

体感ですが、ニキビが少し改善しました!
私は皮膚下にしこりのようなニキビが幾つも出来てしまうのですが、
少なくなった上に、一つ一つが小さくなりました!

さらにTゾーン、特にこめかみの油分が安定した気がします。
時期によってテカテカ感が強くなっていたのですが、
変化があまり無くなったような気がします。

出血量が減った!

月経の血液の量が減りました!これが一番ありがたいです。
私は月経カップと生理用ショーツを併用しています。
ピルを服用する前は生理用ショーツをしていても心許ない日々がありましたが、
ピルを服用してからは安心して夜も大の字で眠れます。

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鎮痛剤に頼らなくてもイケるようになった

生理の始まりのときは、いつ鎮痛剤を飲んでいましたが、
なくてもなんとかイケるかな?という状態になりました!
これも本当にありがたいです。

服用初期の体調不良

初めてピルの服用を始めた28日のうち1日だけ、
体調が悪い時がありました。
身体がだるく、発熱はないけれど熱っぽく、指が浮腫んでいました。
頭もぼーっとして、考える気力が出ませんでした。

仕事が出来ないほどじゃないけどサービス出来るほど元気はない、といった調子でした。

次の周期ではそのようなことがなかったので、
初めてのピルを受けての体調の変化だと思います。

お母さん、早く教えてくれたら良かったのに……

そんなわけでピルを服用してみて、今の所良いことしかありません。
勿論デメリットや懸念点もあるので、
是非服用に際してはシオリーヌさんの動画を見ていただけたらと思います。

そしてピルを使うにつけ、
お母さん、どうして早くピルのこと教えてくれなかったんだい…?
という気分になりました。

ピルをもっと身近に

保健体育の授業でピルのことを教わったかどうか記憶にありません。
そして体のことについて唯一気軽に相談できる母からも、
ピルの話が出たことはありませんでした。

ピルのことを知るほどに、
これは10代で生理が来た瞬間から飲み始めていいものだと思いました。
妊娠の望みと出産可能な状況が揃った時に、
ピルの服用を辞めたらいいだけですもんね。
ピルの服用をやめれば、通常通り排卵が起こり妊娠を望むことが出来ます。

今巷では、望まぬ妊娠、望まない状況での出産のニュースを聞かない日はありません。
当然この状況に置かれているのは女性だけです。
女性は望まなくとも身体が変化し、通常では居られない状態になります。
ピルは女性自身でこの身体の変化をコントロールできるものです。
「今は妊娠出産を望んでいない」という意思表示であり具体策です。

性行為の同意の有無を重視する法律が世界で生まれてきたように、
女性の意思を尊重できる薬です。
生理用品と一緒に、誰でも手に入れられるものにして欲しいです。

服用するかしないかは勿論本人の自由です。
しかしこういった情報にそもそもアクセス出来ないことは、
女性にとって著しく不利な状況を押し付けることになります。

子どもを持たない私に出来ることは限られるとは思いますが、
生理痛に苦しんでる人がいれば、即行で鎮痛剤を勧めますし、
抵抗がなければピルの話もしていきたいと思います。
母になる身内や友人にも、是非ピルの話を振って、
「ピルの話をしてくれたお母さん」が多くなったらいいなと思います。



ABOUT ME
つきよの
昭和生まれのおひとりさま女性。人付き合い苦手、父親に殴られ男性不審、10年付き合った彼氏にお金を貸して破局、大学中退、うつ、社畜、不当解雇、といった経験を飯の種にして「自分に正直に生きる」をモットーにしています。人生いろいろありますよね。

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